音元出版が主催する無料イベント「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」が2024年11月23日(土・祝)、24日(日)に開催され、1300人を超える方々が来場されたそうです。
オーディオ専門誌で活躍する評論家諸氏、アーティストの井筒香奈江さん、MAYAさんらの出演で特別セミナーも開催され、私が講聴させていただいた部屋は満員の熱気に包まれていました。
音元出版の伊佐山編集長にお話をうかがうと、オーディオ・アクセサリーに特化したオーディオイオベントは日本初だそうです。

私は、①「小原由夫氏 レコードをより良い音で!注目スタビライザー一斉比較」と②「MAYAさん×林正儀(Ge3の製品をよくご存知です) 新譜試聴会&アクセサリーを試す」を講聴させていただき、

①では、小原氏が愛用するオール・アルミ製、ALVENTOのオーディオラックのデモンストレーションと4社のアナログレコード用スタビライザーの比較試聴を実施。
小原氏は「(オーディオショーでは)一番地味な比較視聴」と言っていましたが、その変化はアンプを変えるほどの変化で、会議室を使った比較試聴ですが、製品の違いを良く聴き分けることができました。

②では、MAYAさん(ご自身曰く、オーディオマニアだそうです)は「録音の際に民生用のオーディオアクセサリーをふんだんに使用している」そうで、注目されているオーディオアクセサリーについてミュージシャンの側面から感想をおしゃっていました。MAYAさんが実際に愛用しているKaNaDeのインシュレーターをはじめ、林氏がおすすめするケーブル工房TSUKASAのオーディオケーブル、ALVENTOのオーディオラックなどの効果を、MAYAさんの曲を再生しながら試聴しました。

私見ですが、現在販売されているオーディオ機器は廉価なものから高級品まで一定の性能は出ています。再生音は、オーディオの調整が40%、部屋が30%、機器が30%だと思っています。
今回の「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で、調整=アクセサリーの大切さが多くのオーディオと音楽愛好家に広がり、オーディオの可能性を広げ、音に対する興味が深まれば、有意義なイベントになると思います。