Ge3 beyondは、「（演奏家が）現れる」ための製品です。
これまでGe3で提供してきた量産可能な製品に比べ、職人でなければ解らない領域でのものづくりだと考えています。
Ge3 beyondの製品は数値で判断いただくと言うよりも、直感で感じていただく製品です。
職人が判断出来る領域とは、例えば「音楽家の楽器選びに近い感性」「演奏会場で、ピアノの調律師がピアニストの要望に合わせて調整する感性」でしょうか。その領域でオーディオを考えています。
これまでのオーディオを超えるのは、「特性」というフィジカルなものから、「非物質 の」「霊的な」「現世から離れた」という意味のメタフィジカルなものになっていくと思います。
音楽メディアには、いろいろなものが複雑に重なり合って録音されていて、平面的な測定では忠実再生に至っていません。
そこで、兼ねてからお話ししている「淵（ふち）」と言う考え方に至り、「現れる」音の実現を目指した製品が Ge3 beyond です。