きさから「人は役割を持って生まれてくる」と聞いてから、
仕事の見方が変化してきました。
きさ@Ge3の役割は、上の考えを広めることにあると思います。
上の考えは、製品に込められます。
「篳篥」は、良い例です。
初代「(青い)篳篥」は、10年くらい前の製品ですが、
いろいろな方が「よいしょ」することで
いろいろな「篳篥」の魅力を発見することが出来ました。
製造過程を一から見直した「篳篥・朱」の試作が完成する頃、
これまでとは違うパッケージにするべきとという話になり、
知人でタキオノさんという著名デザイナーに相談しました。
きさ曰く、タキオノさんも「上」の仕事を手伝う役割の一人だと言うのです。
とある鎌倉の篳篥ユーザーは「オーディオに効くのだから、
エレキギターのアンプにも効くだろう」と、エレキギターと
アンプを繋ぐケーブルに付けたところ「すごくいい!」とのこと。
そんな話をタキオノさんに話したところ、
クラシックの演奏家を中心に「篳篥・朱」を
楽器に直接付けてもらうことに。
彼等は、主にヨーロッパで活躍する
プロオーケストラの演奏家たちでした。
そして彼等も「上」の仕事を手伝う役割の一人一人になりました。
きさと、この一連の話をしている中で、
世界に広げることが私の役割であることを聞きます。
わくわくしました。
すると、製品と自分がつながり、
製品を見つめる目が変わります。
わくわく働いていると、良い波動が起きます。
その中で、アイデンティティが見えてきて、
自分の魂に喜びがあると最高ですが…
まだまだ道なかばにいます。