「アインシュタインの最後の宿題」
と言われ100年もの間、
検出されてこなかった「重力波」。
NHK(2024年6月27日放送)の番組「FRONTIERS」では、
宇宙の始まりの解明も期待される
重力波研究として放送された。

私たちは通常、時空の伸び縮みを感じない。
時間は一様に流れているし、風景が伸び縮みすることもない。
カリフォルニア工科大学のLIGOのチームを率いる
アラン・ワインスタイン氏は、「それでも重力波は、
今この瞬間にも私たちの体を通り過ぎています。
これは確かなことなのです」と言う。

重力波が地球を通り抜けているのは確実なのに、
その影響をなかなか測定できなかったのは、
「空間の伸び縮みが信じられないくらい小さいからです」
とワインスタイン氏。
2人の人間が1m離れて座っているところに重力波が通過すると
両者の距離が変化するが、
その大きさはわずか10の21乗分の1mであるという。

激しい天体現象で放出される時空のゆがみ、
重力波。予言したアインシュタインですら
検出は無理だと考えていた。
ところが2015年の初検出以降、
続々と観測され、いま重力波は宇宙の謎を解明する
新たな「目」として注目されているそう。
人類はどうやってこの難題に立ち向かい克服したのか、
米国や岐阜県の重力波観測施設の
現場の様子や研究者の証言があった。

重力波でみえてくるものとは?
宇宙の始まりを見つけること
そこには音が存在している
音には音程がある
宇宙の始まりからすると、
地球の始まりや、自然の始まり、
人間にいたっては、とても短い
自然や人間の誕生を記した聖書
聖書に記されたことを、
音程で記し直そうと、
バッハやバッハより前の作曲家、
バッハ以前の作曲家がたくさんいる
音楽家は、なぜ自然がそこにあるのか
なぜ私はここにいるのか
同じことが物理学者の間でも行われている
宇宙人の起源
まずは探すことから始まって、

音楽家も物理学者も、たどり着かない