先月、古い友人からジャズライブの誘いがあって、金子健さんのライブに行って来ました。
友人と金子さんは、地元パパ友がきっかけで、交友を深めていったそうです。
私は以前、友人から金子さんのレコードをもらい、よく聴いていました。
金子さんの演奏は、現代のジャズと1950年代のジャズの両方の空気を持ち合わせた、とても心惹れる音楽です。
金子さんと話をしていると、最新作にゼロポイントフィールドと言う曲があり、それは田坂広志さんの「ゼロポイントフィールド」に関する著作に感銘を受けて作られたものだと聞き、そんな音楽家がいるのかと驚きました。
言われてみると金子さんの音楽は、現代と過去を自由に行き来する演奏です。
彼がリーダーとなって、サックスやドラム、ピアノを色々な時空に連れて行くのです。
篳篥・朱にはいろいろな力があって、こうして私を金子さんに引き合わせてくれるのです。
金子さんは、篳篥・朱を積極的に使っています。
そして「篳篥・朱は、気の流れが整う」と言われたので、
数々の演奏家の「篳篥・朱」に関するブログ(以下)をお知らせしました。
演奏家の感じ方はそれぞれのようですが、よくお話を聞き進めいていくと同じことを言われているように思います。
みなさん「曲にも楽器にも、そこに誰かが住んでいる」と言います。
篳篥・朱は、その誰かの存在を強く感じられるようになって音楽を奏でる助けになるようです。
欧米の方は、音楽は天使が手伝ってくれるものと言われます。
私は、つながりたい何かとのつながる力が強くなると思っています。